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耀龍ひねり飛車登場!

 投稿者:大山命  投稿日:2021年 3月31日(水)18時14分33秒
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  耀龍四間飛車は最近ボチボチプロの実戦でも用いられるようになり、戦果も上がっています。生みの親、大橋六段がNHK杯でその破壊力を知らしめ、片上七段が渡辺現名人に快勝する等の将棋ですが、その他にも振り飛車側がミレニアムを用いるなど、美濃囲い以外の戦型が模索されています。
さて、大橋六段はもう1冊の著書で、「耀龍ひねり飛車」と称して、新しいタイプのひねり飛車を指南しています。ひねり飛車は戦型的には相掛りに分類されるので、厳密には居飛車の将棋になるのですが、かつて升田幸三九段が愛用されていたように、形や戦い方はモロに振り飛車です。立石流は小さな横の動きですが、ひねり飛車の方は大きな横の飛の動き(笑)と書けば解って頂けますかね?谷川九段が名人を奪取した頃には、ひねり飛車が「先手必勝の戦法」ともてはやされましたが、後手にも有力な対策が浸透し、現在では殆ど見かけなくなりました。
前置きが長くなりましたが、大橋六段は居飛車党の眼で改良を加え▲7八銀型(これまでは▲7八金が殆ど)にすることで、優秀な戦法であることを発表しました。ところが、ご本人も含めプロの実戦では(少なくとも私は)全く目にすることなく2年前後の時間が過ぎましたが、昨日ついに実戦例を目の当たりにし、感動しています。(^_^)
棋王戦予選、青野vs及川戦です。青野九段は鷺宮定跡に代表されるように、バリバリの居飛車党ですから、私の驚きは半端でなかったです。しかしながら、その状況判断と指し回しは振り飛車党のそれと言っても過言ではない見事な流れでした。地味に強い及川六段を破ったことも価値がありますよね。残念ながらC2に陥落してしまいましたが、まだまだやれるのではと思わせる将棋でした。
 
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