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残った!

 投稿者:大山命  投稿日:2021年 5月28日(金)18時51分30秒
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  竜王戦残決で島vs藤倉戦がありましたので、紹介します。
先だって、桐山九段について失礼なことを書いてしまった竜王戦ですが、藤倉五段も剣が峰。最近は昔取った杵柄(居飛車)の将棋が多かったですが、本局は堂々三間飛車+美濃で居飛穴に立ち向かいました。
島九段は振り飛車対策というとご本人の仰るように急戦は殆ど指さず、得意は居飛穴です。▲7八金型から松尾流、更に銀冠と囲いを立体的に発展させていきます。振り飛車は銀冠に組まず、△6一金を5二、そして4三に移動させる力強い駒捌き。弱点の桂頭を狙われても丁寧に応対し、穏便に?収めます。ここで業を煮やした居飛穴が▲7七桂とパンツを脱いだ手がやや無理筋だったか。藤倉玉は手に乗って△7二から△6二~△5二~△4一~△3二とゲルマン民族の大移動をやってのけます。居飛車の強攻は完全に空を切ってしまいました。やむなく入玉を目指すべく王さんは穴から這い出しますが、先に仕掛けた端攻めを逆用され、叶わず。振り飛車の抑え込みが成功した将棋でした。丁寧な指し回し、参考になりました。
これで藤倉五段、首の皮1枚繋がりました。私は「美濃囲い77の手筋」で大変お世話になっております。NHK杯でも永らく記録係を務めておられました。ゴールが見えているのは寂しいですが、是非とも有終の美を飾って頂きたい。
 
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