新着順:32/1303 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

袖飛車研究6

 投稿者:大山命  投稿日:2021年 6月 5日(土)22時51分46秒
  通報
  今回は居飛車の対策を細かく見ていきましょう。
全59局(前回は58局とお伝えしましたが、誤りでした。済みません)の内訳ですが、私流に分類すると、

①3五(7五)に駒を効かせて歩交換を阻止 15例
②4一(6九)に玉を引く(1例だけ▲7九玉あり) 13例
②歩を打った後、金銀で保護 13例
④位の維持(玉頭位取りの場合) 8例
⑤特定の対策無し 5例
⑥歩を3三(7七)に謝る 4例
⑦その他(谷川浩司が▲3六飛の横効きでケアしている) 1例

この結果を観ると、歩交換されるデメリットをプロは重視していることが窺えます。私の周りでも「強い人は歩交換をさせてくれない」と口々に言います。私自身は棋力が低いので、そこまで緊迫した勝負を経験していません。(>_<) 因みに、(交換阻止のためには)殆どのケースで4四(6六)に銀を上がっていくのですが、4五(6五)歩を突かれると銀は3三(7七)に引かざるを得ません。私は角道が塞がるので良くないと思うのですが、通常の対抗形と違い、振り飛車側が横から攻める展開になりにくいので、角の活用を急がなくても良いようです(それよりも振り飛車の角頭を攻めるのが先決)。
玉を引いてしまう手段もありますが、サンプルは少ないものの、(居飛車側から見て)歩交換阻止よりも成績が悪いです。
どこかに歩を打って金銀で支えるやり方はアマでも考えますが、悪形になる心配もあり、例数も少なくなっています。但し、F九段はあまり気にしている素振りがありません?二上九段の振り飛車対策のぎこちなさは複数の証言?がありますが、それだけ終盤に自信を持っていることの裏返しでしょうか??
 
》記事一覧表示

新着順:32/1303 《前のページ | 次のページ》
/1303