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袖飛車研究8 森安秀光はどう指したか

 投稿者:大山命  投稿日:2021年 6月12日(土)17時18分36秒
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  大師匠以外はこの人くらいかなあと検索していたら棋譜が出てきました。(^_^)
1991年、全日本プロトーナメント、森安後手で、対森信雄戦です。
森七段は名伯楽として有名です。故村山聖九段や山崎八段をはじめ、糸谷八段他多くの個性的な棋士を育ててきました(将棋世界も特集組んでいます)。私の微かな記憶では居飛車・振り飛車どちらも指されていたと思います。本局は対森安戦ということで棒銀を採用しています。

居飛車が棒銀+袖飛車から3筋突破を狙いますが、▲3五歩と突かれた瞬間に△7二飛と回るのが常套手段。△6二金と上がって中央をカバーしたのが第一の工夫。次いで▲3五銀と出てきているところに△3四歩と打ち敵飛を引っ張り込みます。一見無謀に見えますが、十字飛車の敢行が狙いでした。上手く△2五飛と歩を喰いながら転換しましたが、ここで飛交換に応じたのがどうだったか。玉形の差で振り飛車が面白くないように感じました(私なら▲2六歩を打たせたことに満足し、△7五飛と戻るでしょう)。この後、飛の打ち合いから終盤戦に突入しますが、振り飛車は角と左金が捌けず、敗局となりました。負けてはいますが、やれそうな気がしています。
ここは大野大先生を見習って三間飛車から転換するのはどうですかね。角は△3一に引き、△6四への覗きから捌いていく感じです。この際金は△3三で棒銀をブロック、左銀は△5二に引いて使う。
現時点では机上の空論なので、実戦で是非とも試してみたいですね。楽しみです。(^o^)
 
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